本と母の生け花
花との向き合い方が変わったのは、
自身の心が大きく変わったからです。
公私共々行き詰る経験を経て
花だけでなく植物そのものへの思いも大きく変化しました。
植物に、どうジンパシーを感じたのか、
作品にそれらをどう投影したのかを考え、
見つめる様になりました。
次第によりシンプルに物事を決める事
考えていく事の大切さを感じる様になりました。
「花いけの 勘どころ」上野 雄次 著 より
そして先日 s' が買ってきてくれた本
自然のままを活かし、なんて事も考えない。
「枝がもっとこっちにあれば」と思っても動かない。だからそのまんま。器も家にあるのもので、好きなものを使う。
いいな、と思った草花を好きな器に入れるだけの
"生け雑草"。 小林 南水子 著より
その生けている時の佇まいが凛としていて…
実に見事であった!
その母とは 私が距離を置いてしまっている。
by mementomorierikon | 2020-09-10 16:25